暴力団構成員、総数は7年連続で増加

暴力団構成員、総数は7年連続で増加…
900人増の8万5300人に

全国の暴力団構成員と準構成員の総数は昨年末現在、前年より900人増えて8万5300人に上り、7年連続で増加したことが23日、警察庁のまとめで分かった。

構成員が横ばいなのに対し、準構成員はこの10年間で7700人増加している。警察庁は「準構成員による右翼を標ぼうした活動が活発になっており、警戒が必要だ」と話している。

警察庁によると、構成員は前年より500人増の4万3600人で、準構成員は400人増の4万1700人だった。

このうち指定暴力団山口組、稲川会、住吉会の主要3団体の構成員、準構成員数は、山口組3万6900人、稲川会9700人、住吉会1万2300人で全体の69.1%を占めた。稲川会、住吉会が前年とほぼ同数なのに対し、山口組は構成員が800人増えた

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